クラシック演奏会・コンサート・音楽会チラシ、プログラム、チケットをデザインから印刷まで一括作成。定期コンサート、邦楽演奏会にもご利用下さい。お支払は納品後払い。演奏会・コンサートチラシ、プログラムのデザインは納得されるまで修正。

チラシに使用する写真の重要性ともっと素敵にする方法!

いつもご利用ありがとうございます。╰(*´︶`*)╯

夏真っ盛りですね!
夏だけどそろそろ秋開催の演奏会の準備を始める時期ですね♪

「え?早くない?(・Д・`)」

いいえ、そろそろ重い腰をあげないとギリギリのスケジュールでいざ製作を頼もうとした時、日時が足りない!ってなりかねません。
日数が足りないと会社によっては印刷料金が割増になったり、最悪受注をお断りされるパターンも出てくるので頼みたかったデザイン会社に頼めなくなるという結果につながります。(ノω・、`)

秋の演奏会は9月中旬から11月上旬に開催されるものが多く、事前に配布するチラシは遅くても8月中に手元に欲しいところです。お盆休みなどもあり印刷工場が稼働してないなども考えられますので、スケジュールの確認は事前にしておくことをおすすめします。

概ねどこのデザイン会社さんも印刷には1週間時間をとっているので、作業日数を含めると納品希望日より3週間前には作成にとりかかるのがベストです。
弊社でもチラシの製作には3週間いただいております。ですが、多くのお客様が時間が足りなくなっていき納品日を遅らせるか特急印刷料金を払うことも少なくはありません。

時間が足りなくなる要因の最たるものは「お客様が自身で完成イメージを思い浮かべれていない」がゆえに起こる、修正に次ぐ修正です。

よく言われるのが
「素人なのでお任せします。」

これ絶対にやっちゃいけません。

例えばですよ、あなたが「バッグ」を作って売ろうとしたとします。
宣伝するのにチラシを作ってもらうとします。
バッグの写真だけ渡して「お任せします」と言って、そのバッグが売れるチラシができるでしょうか?
チラシを作ってくれる業者さんはチラシを作る人です。
リサーチやマーケティングまでは料金に含みません。
なのでチラシを作る業者さんはもらった素材(バッグの写真のみ)とお店の雰囲気(来店した経験があるならば)をベースにチラシを作ります。
多分、まぁまぁいいものは出来上がると思います。
ただ、バッグは売れないと思います。
なぜなら、この状態では「チラシを作る」ことがゴール地点になっているからです。

あなたはチラシを作ることに関しては素人かも知れません。
そして業者さんはあなたの商品に関して素人です。

業者さんが大手で、マーケティング・カスタマーリサーチ・市場調査及び商品の流通頻度などをまるっと請け負ってくれるところであるなら、「バッグが売れるチラシ」が出来上がります。
それにはそれぞれのプロフェッショナルが各々の仕事をこなし、それを元にデザイナーがデザインに落としこむため最終的に「バッグが売れるチラシ」が出来上がります。
沢山の人が関わり、時間やコストがかかります。
バッグが5千円だとして、上記の業者にチラシを依頼する事を考えると何個売ったら採算がとれて、利益が出るのか…

この例えの「バッグ」は演奏家の皆さんです。
バッグの写真は演奏家さんの「宣材写真」、お店の雰囲気は「メールから読み取れる雰囲気」です。

プロの方ならエージェンシーや事務所が演奏家さんを売り出すために、メイクや衣装さん、写真家さん、来場客のリサーチャー(年齢・性別・職業etc)、それを元に企画を練る人とか、地盤があるのでそれを元にデザイナーさんにチラシやらグッズやらのデザインをお願いできます。しかしそれでも丸投げはしないでしょう。
プロというか、仕事なので「後は任せておくんでーよろしくー」というのは通用しないでしょう。

前置きが長くなりましたが、今回のお題は「写真」です!
いわゆる宣材写真、皆様はどのようにしてご用意してますか??

その写真、サイズと解像度大丈夫?

慌てて製作を依頼してくるお客様に多いのが低解像度の写真で入稿してくるケース。
もう一度適正な写真がないか確認に時間が取られたり、写真がないので作業が滞る。
更に本職のあるお客様は日中にメールしても返事が来るのは夜…そうなると作業は翌日からになります。
演奏家さんの写真はチラシの軸です。
事前に「写真は小さめで」などとご指示がない限り、演奏者さんをメインに添えたデザインが主流です。

特に最近多いのが、ホームページやブログ、フェイスブックで使用してる写真で入稿されるパターン。
初めてのお客様へ」でもご説明をしておりますが、ネットで使用している写真は印刷用の写真の基準値を満たしておりません
印刷後はモザイクが掛かったような写真になりますので、プロフィール写真のネットからの流用はお避けください。

次に多いのが、パスポートや免許書サイズの写真での入稿。
もしくは、写真自体のサイズは通常だけど、実際使う部分がその程度のサイズしかない場合。

↓ これは被写体が十分にサイズがあるので、印刷用のサイズと解像度を満たしてればOK!

被写体のサイズサンプル画像1

↓ これでは被写体が遠すぎて、実際に使用できるサイズにはならないので印刷時には粗い(モザイク)画像になる。

時間がない!と慌てるのはわかりますが、写真はきれいで十分なサイズのを用意しましょう!

「宣材写真」や「オーディション用写真」などで検索すると、撮影してくれる写真屋さんを探せます!
お住みの地域名を入れて検索すると、近場の写真屋さんも見つけれますよ♪

予約は必要なようですが、撮影→写真受け取りまで当日中に済むところが多いので、チラシを作ると決めた時点で一度探して、お話を聞いてみるのがいいかもしれませんね(。☌ᴗ☌。)

どんな写真を取ればいいの?と迷ったら!

写真屋さんに行って写真を撮る、今じゃスマフォで簡単に写真が取れる時代に「お金払ってまで撮影するのはな〜」と考えたりしてませんか?
確かに料金はかかりますが、やはりプロに撮影してもらうと全然違います。
メイクやヘアメイク、撮影時の服装の相談(貸出はないが、複数持っていくと相談にのってくれる♪)などサービスもしっかりしています。
いくつかプランも有り、胸部から上、全身など、調べてみると色々な撮影方法があるようです。
それに1回撮影すれば少なくとも3年くらいは使用できるのではないでしょうか?

「どんなチラシにしたいか」を想像して、どういうイメージで、アングルで撮影するべきか考えて写真を取ることでチラシのクオリティも格段にアップします!(๑˃̵ᴗ˂̵)و

チラシを作る側からのアドバイス!

どんな写真を取るべきか、チラシのイメージを写真家さんに伝えてアドバイスを貰うのも効果的です!
チラシのイメージがわかない場合は、弊社のサンプルを見て自分の好みを探ってみるのもいいかもしれません。ヾ(๑╹◡╹)ノ”
弊社のはいつも似たようなアングルの写真が持ち込まれるので、がっちりクラシックなイメージの物が多いですが、特に決まりはございません。自分の思うようなイメージに合うように写真を撮影するのがポイントです!

サイズも解像度も十分な写真であれば色々試せるので、ぜひぜひ色んなアングルで撮った写真でチラシ作成を検討してみてください♪

例えば…
映画雑誌風に自分の写真をアップにするのもインパクトもありおしゃれ感があります。
(。☌ᴗ☌。)

弦楽器や管楽器なら顔の高さまで楽器を持ってくることにより、何を演奏する人なのかアピールできます。

持ち込まれる写真の多くは、弦楽器や管楽器だと胸元下〜腰辺りで楽器を手に持ってるパターンが多くプロフィール写真などトリミングする際、楽器が見切れるのはもったいないなーといつも思います。(●´⌓`●)

楽器の位置worst-ダメな例
楽器を胸元に持ってくると、トリミングした際(赤線領域)に楽器が見切れちゃう。

楽器の位置best-良い例-トリミング後も楽器が枠内に収まる
顔の近くに楽器を持ってくることで、トリミング後(赤線領域)に見切れるず、どの楽器かも判断可能♪


写真のポーズスタイルに決まりはない!

上記でもあげていますが多くは正面を向いていたり、やや斜め45度の角度で撮影された写真が多かったりします。
無難に使えるのでいいかなーとも思うのですが、作る側としては面白みにかけるし、演奏会場で見かけるチラシの多くは似たようなアングルのチラシばかり…( ꒪⌓꒪)
アングルや取り方を変えることで、他の演奏会チラシと一線を画してはどうでしょうか?
一味違った雰囲気でひしめくチラシ棚の覇者になりましょう!
\\\\ ٩( ‘ω’ )و //// バーーン!!

モノクロのピアニストの写真を使ったチラシイメージ

例えば、上のチラシ。
ガッツリ正面を向いてるわけでなく、振り向く角度できちんと演奏者の顔が見えてます。
そして手元にはピアノが見えるので「この人はピアニスト」と認識できます。
背景がぼんやりしているので、顔に目がフォーカスされますし、その視線上に日付と時間〜演奏会場までの情報が揃っているため無意識に情報が視界に入ってきますね!
写真をモノクロにすることで色のついた文字情報が際立ってきます。
この写真がカラーのままだと、文字は写真に飲まれて見づらくなってしまうでしょう。
今回はモノクロにしましたが秋だったらセピア色でもいいですし、ちょっと前に流行ったデュオトーンカラーもオススメです。( •ॢ◡-ॢ)-♡
写真も大胆なアングルなため、どど~んと使うことができます。他のチラシに比べてなんか「プロの演奏家」感(って、なんだろう?笑)が出てると思いませんか!?

そうです、写真を制するものはチラシを制するんです!
チラシ作成においてどれだけ写真が重要か、少しでも理解していただけたら幸いです!!

もっともっと素敵なチラシを生み出していくために…
ぜひぜひ写真もプロの方にお願いしてみてください♪(๑>◡<๑)
今後もチラシ作成に役立つ情報をお届けいたします♪╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !