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用紙サイズの調べ方!

意外と知っているようで知らないのが紙のサイズの名称じゃないでしょうか?( ˘•ω•˘ ).。oஇ

会社員や事務職でコピー機を使っている人なら「A4サイズ」と聞けば「ああ、あの大きさね」とピンとくるほど、割と日常に溶け込んでいるサイズだと思うのですが、先日思うほど浸透していないものだと気付かされることがありました。
仕事で紙を毎日使っていると、それが当たり前のようになりますが「自分の当たり前は、他人の当たり前ではない」とよく言ったものです。

結構前に、B4二つ折りのプログラムの依頼を頂き作成後、校正画像を原寸状態のファイルでメールに添付して送ったのですが、数時間後お客様から「これでは文字が小さくて読みづらいから、もうワンサイズ大きくしたい」と電話が…。

しかし挿入内容もそんなに多くないし、文字サイズを確認しても11ptはある。
電話で話をしていると、だんだん何かが噛み合わないことに気づきました。

家庭用プリンターで印刷、「用紙サイズに合わせる」になっている!

よくよくお話を聞いてみると、自宅のプリンターで印刷した紙のサイズがA4になっているようです。
つまり、お客様の手元にあるのはA4サイズを二つ折りにしたサイズ
B4の二つ折りはB5サイズですが、お客様はそれをA5サイズで見ている状態です。
なんとか状況を把握して、お手元にある用紙が正規のサイズではない状態で印刷されている旨を伝えると納得していただけました。

そもそも、なぜこんな問題が起こったのか?
印刷された用紙サイズが違うというのが判明するまで、電話で10分以上は話した後のことでした。
それまで、「何かがおかしい」と思いつつも何が引っかかっているか理解できませんでした…。(。ŏ_ŏ。)

こちら側は正規のサイズで話を進めていてもちろん印刷した紙もB4の二つ折りのサイズで見ていると思い込んでいる。

お客様サイドは、A4とB5のサイズの違いが明確ではない上に家庭用プリンターが自動的に用紙に合わせて出力していると気づかず、印刷された用紙がB4サイズだと思い込んでいる。

これは、B4サイズやA4サイズなどの規格を、お客様も把握しているものと思い込んでいるから起こった出来事だと感じました。
日々の生活で、紙はいたるところに存在しますがサイズまで気にしている人は少ないですよね。
かと言って「縦◯◯cmで横が◯◯cmです」とか言われてもピンと来ないのではないでしょうか?

 

身近にあるものでサイズを把握しよう!

 

A版もB版も結構身近にあるものでサイズを把握できます!
要は印刷されているものはだいたいどちらかの規格サイズで印刷されているので、どれがどの規格で印刷されているのかがわかれば、それを基準としてサイズを把握できるのです!

A版サイズを知りたいなら新聞紙!


新聞紙です!最近デジタル版も多くなっておりますが、紙の新聞紙の方です!

新聞紙を全部開いた状態、あれが「A1」です。
そう考えていくと…
半分に折ったら「A2

半分を更に半分で「A3

半分を更に半分にしたのをまた半分(1/8です!)が「A4」←チラシのサイズです!!

すっごく簡単だとおもいませんか?!
ちなみにA版もB版も数字が小さい方がサイズが大きく数字が大きくなるにつれてサイズが小さくなります。
1つ数字が下がるごとに前の数字のサイズの半分になります。A3サイズはA4サイズ2枚分に相当します。
新聞を折るだけでサイズ確認ができるなんて便利ですよね♪

弱点は、新聞がないと確認できないところですかね… (´-`)

 

B版サイズは映画館、電車の中にも!

B版はA版とちがって1つのものがベースになるわけではないのでちょっと面倒かもしれないです。

B1サイズはA1サイズより大きく、映画館などに貼ってあるポスターが主にこのサイズじゃないでしょうか。
日常ではあまり馴染みのないサイズかなと思います。

B2サイズは部屋に飾るようなポスターサイズです。よくCDを買った特典などについてくるポスターはだいたいこのサイズでしょう。

B3サイズは電車の中吊り広告のサイズです。B3サイズがどのくらいの大きさか気になったら、電車に乗れば解決ですね!d(*´∇`*)

B4サイズはだいたい、新聞の折込チラシ(食料品店とか)はこのサイズです。若干上下左右に誤差はあるかもしれませんがおおむねB4サイズと考えて大丈夫でしょう。市販の原稿用紙やちょっと前までは履歴書もこのサイズでした。

B5サイズはいわゆる週刊誌サイズです、ジャ○プとかサ○デーとかマガジ○などです。雑誌が閉じられている状態のサイズがB5サイズになります。ちなみにコ○コ○コミックはA5サイズだそうです。╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

B版は上記のように身近にあるものに例えるとわかりやすいのではないでしょうか?

注文時にサイズは把握しておこう!

サイズがわからないまま注文をすると、原稿を作成した際に内容が入りきらない、文字サイズが小さすぎる、またそれらの逆もあり得ます。
通常、Word(マイクロソフトワード)を開くと特別に設定してない限りA4サイズベースの画面が表示されますがWordの用紙サイズ(書き込み領域)はメニューの「ページレイアウト」のサイズから用紙サイズを変更できます。

用紙サイズを把握せず注文することでよくおこる問題は、A4サイズの用紙5枚分の内容をWordファイルなどで作製し、B4を2つ折り(B5サイズ4ページ分)で注文されたりするケースです。
5枚分に文字がぎっしり入っている状態にもかかわらず、それより小さいサイズに収める…う〜ん。

サイズを理解していれば、A4サイズ5ページ分をB5サイズの4ページにいれるのは、かなり文字を小さくする必要があるということがわかると思います。

文字サイズヲ取ルカ ⁽˙³˙⁾◟( ˘•ω•˘ )◞⁽˙³˙⁾ 用紙サイズヲ変エルカ

十分なスペースがないと、見出しとなる部分の文字サイズが変えれないし、曲間と曲間のスペースも保てない、曲解説も、曲ごとにスペースや区切りがなくて大変見づらくなること間違いないでしょう。
プロフィールの写真をいれるスペースも確保できず、アピールするべき内容も他の文字に埋もれて目立たなくなってしまいます。

それに、紙のサイズがわかっていたら印刷した時に違うサイズで出力された場合にすぐに気づくことができます!

用紙のサイズの調べ方を、書いてきましたが最後に簡単にまとめますね!

A版サイズを調べるには新聞紙、B版サイズを調べるには週刊誌でサイズを見極めれる!╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

持っている、楽譜本のサイズを調べて自分の中に基準を作るのもいいかもしれませんね!٩( ‘ω’ )و